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ハワイの移動手段はどうしよう?
トロリーが停まらない場所はやっぱりタクシー?
と悩んでいませんか?
実は、この記事を読むことで以下のことがわかります。
- ハワイではタクシー予約より”Uber”を利用するのが圧倒的に便利
- ハワイのタクシーでは料金トラブルの可能性もある
- ”Uber”の方が料金が安くて、支払方法も安心!
なぜなら、私が2020年1月に実際にハワイに家族旅行をした際に体験した内容をもとに作成した記事だからです。
この記事では、ハワイのタクシー事情とそのデメリットに触れつつ、”Uber”のメリットとデメリットについて紹介します。
記事を読み終えるころには、「ハワイではタクシー予約ではなく、”Uber”を積極的に使おう」と感じることでしょう。
ハワイのタクシー予約に関する不安
ハワイのタクシーは騙される?
日本人の旅行先で最も人気なハワイでさえ、「ドライバーにタクシー料金を騙されない」とは100%言い切れないです。
なぜなら、”ハワイの地理が把握できていない”、”言葉(英語)がわからない”という状況が根本的に騙されやすい状況にあるからです。
実際にハワイのタクシー料金のトラブルとして以下の例があります。
- 気づけば請求金額が1桁多い。
- 目的地まで明らかに遠回りをされてメーター数を稼がれる。
- タクシー車両にはクレジットカードのマークが付いているのに、タクシードライバーには「クレジットカードは利用不可、現金オンリー。」と言われて乗車拒否される。
日本でも経験がある身近な例としては、日本の旅行先のタクシーで、

「あれ?なんか遠回りしてないか?」
と、タクシードライバーにメーターを稼がれた経験は誰しもあるはずです。
タクシーにチップはいるの?
ハワイのタクシーはチップが必要です。問題は「チップはいくらなの?」ということ。
ハワイのタクシーのチップは利用料金の15%(距離にもよりますが3〜5ドル程度)です。
日本人はチップの文化がないため、チップを渡すのを忘れたり、チップを払うことを不快に感じたり、チップの価格感を持ちわせてなかったりします。
タクシードライバーへのチップは、”文化の違い”と諦めて払うしかないです。
ハワイのタクシー料金の相場
ハワイのタクシー料金は以下のとおりです。
- 初乗り料金:2.5ドル(200m)
- 以降、200mごとに0.4ドル
ワイキキのTギャラリアからアラモアナショッピングセンターまで、約13ドル(レート108円計算で1,400円)かかります。
これにプラスしてチップが15%程度の発生しますので合計で約1600円です。
日本人の感覚としては、「安くもなく、高くもない」というイメージでした。
ただし、ハワイでの移動手段はタクシーだけではなく、”トロリー”や”Uber”という手段があります。
これらと比べると、やはり、タクシー予約をするのが一番高かったです。
行き先を英語で伝えられるか?
アラモアナショッピングセンター、Tギャラリア、メジャーなホテル名など、ハワイの有名な場所や地名であれば簡単に伝える事ができたり、タクシードライバーも理解しやすいです。
しかし、ローカルなお店の場合はそうもいきません”どのあたり”だけでなく、ときには正確な住所を伝えなければならないシーンも発生します。
例えば、ハワイのタクシー運転手に「ベルニーニというイタリアンレストランに行きたい」と言っても、
・・・。
それはどこにありますか?詳しい場所を教えて!
(英語で)
となるわけで、英語ができない場合は伝えるのにとてもストレスがありました。
日本のように道端でタクシーを捕まえられるのか?
ハワイのタクシーは日本のように道端で手を挙げても停車してくれません。
ハワイのタクシーを利用する場合には、必ず、タクシー予約が必要です。
タクシーを予約する方法は以下の4つです。
- ホテルの人に予約を頼む
- レストランの人に予約を頼む
- 自分で予約する
- タクシー乗り場で待つ
ホテルからどこかへ移動する場合は、ホテルスタッフに依頼をすればタクシーを呼びつけてくれます。
また、レストランでも丁寧なところであれば、食事が終了したお会計の際に「タクシーをピックアップしようか?」と尋ねてきます。
しかし、路上でタクシーを利用したい場合は、基本的にはタクシー乗り場で待つか、自分で「ここまで来てくれ」とタクシー予約をする必要があります。
日本人の感覚からすると”とても面倒くさい”のです。
ハワイでタクシー予約は不要。Uberが快適だった理由
そもそもUberって何?
Uberとは、簡単に言えば”配車サービス”です。その特徴は以下のとおり。
- タクシーと同様、指定の出発地から指定の目的地に車で運んでくれる
- スマホから専用アプリでどこでも車を呼べる
- タクシー予約をするより安い
- 料金支払いからチップまで、すべてスマホ内でクレジットカード精算できる
- ドライバーはタクシードライバーではない(素人)
Uberは、ハワイだけでなく、アメリカ本土でもかなり有名なサービスです。
時間帯によって、車両数と料金に若干の相違がありますが、以下の画像のように現在地付近のUber登録車両を確認することができます。
日本でもUberは利用可能ですが、地域によっては全くUber登録タクシーが走っていません。
Uberはシステム上、ドライバーにぼったくられることがない
ハワイで普通のタクシーにぼったくられることがあっても、Uberドライバーにぼったくられることは100%ありえません。
なぜなら、料金精算はスマホ内ですべて完結し、車両に乗る前に料金が確定するから安心できます。
下記画像の”$10.13”が、Tギャラリアからアラモアナセンターの確定した料金です。
実際に、ハワイにて初めてUberを利用してみましたが、やはり、システム上ドライバーはぼったくりようがなかったです。
上記の画面から、あとは”配車を依頼する”ボタンを押せば、Uberアプリ内で登録したクレジットカードに自動決済がかかります。
チップは後払い
ハワイでUberを利用した場合の流れは以下のとおりです。
- 出発点と到着点をUberアプリに入力
- 指定の場所に配車を依頼
- 車が到着(乗車)
- 到着点に到着(降車)
以上でサービスが終了し、再びUberアプリを開くと”ドライバーの評価”が求められます。
評価とあわせて今回のチップをいくらにするか選択します。
選択肢は以下の3つ。
- 1ドル
- 3ドル
- 5ドル
その場でチップをドライバーに渡すわけではないので、慌てず冷静にチップの金額をいくらにするか考えることができます。
たとえ”1ドル”を選択してもケチだと思われることもなければ、クレームが来ることもありません。むしろそのドライバーと次回合う機会もなかなかないでしょう。
ちなみに、私の場合は以下の基準でUberドライバーにチップを選択しました。
- 基本は1ドル
- 重たい荷物を運ばせた3ドル
- 運転中に日本語で有益な情報を教えてくれた3ドル
- 5ドル払うことはない
料金がタクシーより安い
ハワイではUberの方がタクシー予約をするより安いです。
例えば、”Tギャラリアからアラモアナセンター”まで行こうとした場合は以下の料金になります。
- タクシー:15ドル程度
- Uber:11ドル程度
(両方ともチップ込みの料金)
また、Uberは利用する時間帯やタイミングによって料金が変動するので、アラモアナセンターまで10ドル以下で行けた日もありました。
行き先を英語で伝える必要がない
Uberは行き先をドライバーに伝える必要はありません。
スマホの専用アプリから「日本語」で行きたい場所を検索し、その場所を選択すれば必ずそこに車で運んでくれます。
なので、英語で行き先を伝える必要もなければ、ドライバーと無駄な会話をすることもありません。
どこでも迎えに来てくれる
ハワイのタクシーの難点は、日本のようにその辺を走っているタクシーを拾うことができないことです。
ハワイでタクシーを利用したい場所は、タクシー予約をするか、タクシー乗り場で待つしかありません。
しかし、Uberの場合は違います。
Uberは、現在地や迎えに来てほしい場所を指定すれば、車で行ける場所ならどこでも迎えに来てくれます。
実際に、予期せぬアクシデントが発生したため、ハワイの何の目印もないような路上でUberを呼びましたが、普通に来てくれます。
あと何分で迎えの車が到着するかハッキリわかる
Uberの良いところは、
- あと何分くらいで車が迎えに来るか
- 今、その車がどこを走っているか
- どんなドライバーか
- どんな車か(色や車種)
これらがスマホ上で確認できることです。
また、最長でも8分程度しか待たされたことがありませんでしたが、Uber車両の待ち時間に子供とアプリを見ながら
ねぇ。今、車がここは走ってるよ。
と、リアルタイムの車の動きを見ながら軽い暇つぶしにもなります。
予約が簡単すぎる
Uberの最も良い点は”予約が簡単すぎる”ことです。
なぜなら、スマホで専用アプリを開いて1分以内に予約ができるからです。
予約の方法は以下のとおりです。
- 行きたい場所を入力する
- 料金を確認する
- 来てもらう場所(道路沿い)を確定する
- 配車依頼のボタンを押す
料金やチップはスマホ上で決済されるため、財布を出す必要もありません。
唯一のデメリットは、ポケットwifiがないと機能しない
Uberには最大のデメリットがあります。
それは、ハワイにポケットwifiを持参しないとまるで機能しないこと。
すべてがスマホ1つで完結するという利便性が、逆にデメリットとなります。
なので、ネット通信がない状態ではUberは全く使えないサービスなのです。
まとめ
いかがでしたか?今回の記事では以下のことについて紹介ました。
●ハワイのタクシー予約に関する不安:ハワイでタクシー予約をする場合の不安と現状について紹介しました。
●ハワイでタクシー予約は不要。Uberが快適だった理由:ハワイでの実体験をもとに、タクシー予約をするよりUberの方が快適であることを紹介しました。
ちなみに、子連れのハワイの安い時期ってご存知ですか?
アバウトな情報ではなく、ピンポイントでハワイの安い時期が知りたい人はこちらの記事を御覧ください。