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「留学したい!」と思ってもお金がなくて諦めてしまった…という経験はありませんか?
確かに留学をするには生活費の他に学費もかかり、まとまったお金が必要となります。
しかし、留学の奨学金制度を上手に利用すれば、手元にお金がなくても留学することが可能です。
実は日本には公的と民間を合わせると約100以上もの奨学金制度があります。
自分にぴったりの奨学金を制度を利用すれば、費用の負担が軽くなり留学の夢が叶います。
そこで、今回はお金がないけど留学したい方におすすめの奨学金制度をご紹介しましょう。
留学で奨学金は返済不要。夢を探せ!!
留学の奨学金制度は、まさに
「まとまったお金は用意できないけど、留学がしたい」という学生にピッタリです。
留学の奨学金制度とは?
奨学金制度(scholarships)とは、
能力のある学生に対して金銭の給付または貸与を行う制度のことです。
奨学金制度には
・返済不要の「給与型」
・返済義務のある「貸与型」
の2種類があります。
制度によっては
・応募条件
・審査される内容
・支給される金額
が異なるので十分に比較することが大切です。
奨学金制度の対象年齢は?
留学の奨学金制度は年齢対象がありますが、それぞれのプログラムにより年齢は異なります。
例えば、奨学金支給開始時に博士課程で35歳まで、修士過程で30歳までといった条件があります。
奨学金制度によっては、年齢だけでなく研究対象も問われることがあるので確認しておく必要があります。
留学国はどこでもいいの?
奨学金制度の対象国は奨学金プログラムによって異なります。
留学の奨学金制度で有名な「日本学生支援機構(JASSO)」では、
・アジア
・オセアニア
・北米、中南米
・ヨーロッパ
・中近東
・アフリカ
の多くをカバーしています。
留学でおすすめの国は?
短期間の語学留学の場合は
・アメリカ
・カナダ
・イギリス
・オーストラリア
がメジャーです。
交換留学は日本の学費内で行くことができるので、学費が高い国(アメリカ・イギリス)を選ぶと良いですね。
長期留学する場合は、学費が安いドイツ、オランダ、スイスなどのヨーロッパもおすすめです。
留学の奨学金制度の支援団体はどこ?
留学の資金の「給付または貸与」を行っている奨学金制度の団体は約100近くあります。
公的団体(文部科学省、地方自治体)と民間団体の奨学金制度があり、それぞれ応募条件が異なります。
ここからは安心して利用できるおすすめの奨学金制度をご紹介しましょう。
①文部科学省(トビタテ!留学JAPAN)
文部科学省では2013年10月から「トビタテ!留学JAPAN」と題した奨学金制度をスタートしました。
能力があり、やる気もあるけどお金はない方の
強力なサポートになるとして大きな人気を集めています。
文部科学省が行っている奨学金制度なので、安全性が高く信頼して利用できるのがメリットです。
「トビタテ!留学JAPAN」では奨学金で
・往復渡航費
・授業料
のすべてをカバーしてくれるので大きなサポートになりますね。
応募条件によって、支援される金額が変わりますので募集要項を良く確認しておきましょう。
②日本学生支援機構(JASSO)
文部科学省所管の独立行政法人「日本学生支援機構(JASSO)」は留学の奨学金制度で最も有名と言っても過言ではありません。
「日本学生支援機構(JASSO)」には
「貸与型」と「給与型」があり、様々な種類の奨学金制度を提供しています。
短期留学にも対応したプログラムがあるので、条件が合えばお得に留学するチャンスが叶いますよ。
③日本政策金融公庫(JFC)
日本政策金融公庫(JFC)は留学専用ではありませんが、
「給与型」の奨学金が多く、サポート力の高さで知られています。
入学金、授業料、施設設備費など学校に納める費用の他にも、留学中にかかる家賃などの生活費もカバーされます。
試験がある場合は、受験受験料、試験会場までの交通費や宿泊費まで支給してもえるのがメリット。
留学にかかる支援金は世帯の年間収入により変わるので、詳しくは問い合わせてみましょう。
④共同大学院奨学金制度
共同大学院奨学金制度は、国際開発機関に就職したい方向けの留学奨学金制度です。
修士課程あるいは博士課程に在籍している方が対象となります。
留学中にかかる学費や生活費、渡航費、医療保険までカバーしてくれるのがメリット。
⑤JAPAN-IMFスカラシップ・プログラム (JISP)
「JAPAN-IMFスカラシップ・プログラム (JISP)」はマクロ経済学を学んでIMFで働く学生を支援する奨学金制度です。
いかがでしたか?
奨学金が支給される条件などは個別に調べる必要はありますが、
留学のための奨学金制度がたくさんあるということはわかったのではないでしょうか。
これで留学に対する金銭面での不安は少しは解消されたかと思います。