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留学ではシェアハウスにする人が多いって聞いたんだけど…、大丈夫かな?
と、悩んでいませんか?
実は、この記事を読むことで以下のことがわかります。
- メルボルンではシェアハウスがなぜ人気なのか?
- シェアハウスは即日入居できるって本当か?
- メルボルンでシェアハウスを選ぶ際に注意すべきこと
この記事は、オーストラリアのメルボルンで留学中に、シェアハウスを5軒以上、ホームステイ2軒、住んだことがある男性の体験談をもとに作成しました。
記事を読み終えるころには、メルボルンのシェアハウスで注意すべきこと、また、本当にシェアハウスでよいのか、について明らかになることでしょう。
メルボルンではシェアハウスが人気の理由
契約がとても”ラク”
シェアハウスと言っても、”家を借りる”という意味では不動産賃貸借契約をするわけです。
”不動産賃貸借契約”と聞くと、「契約とか大丈夫かな?」と思うのが普通の日本人です。
しかし、メルボルンのシェアハウスの不動産賃貸借契約は非常に簡素です。
- 書類の契約書はナシ
- 大家さんと口頭により契約
- 入居審査みないなものはない
即日入居できる
メルボルンのシェアハウスは、部屋を見せてもらったその日から入居することも可能です。
なぜなら、私がメルボルンで5回ほどシェアハウスを経験したのですが、5回とも即日入居が可能だったからです。
日本人としては、若干不安になる部分でもありますが、それくらいシェアハウスの契約が適当(あってないようなもの)です。
シェアハウスの物件数が多い
メルボルンのシェアハウスの物件数は非常に多いです。
日本だと”シェアハウス”にまるで馴染みがありませんが、メルボルンというかオーストラリアではシェアハウスは普通です。
ほとんどのメルボルンの留学生がシェアハウスを利用しています。
シェアハウスはとにかく安い!
メルボルンのシェアハウスの家賃相場は月額30,000円~70,000円です。
ちなみに、ホームステイの家賃相場は月額10万円。
シェアハウスの選んだ部屋タイプにより家賃は変動しますが、圧倒的にホームステイよりは安いです。
メルボルンに留学した人にシェアハウスを選んだ理由を聞いても、「家賃が安いから」という理由が一番多いです。
メルボルンのシェアハウスの注意点
最初の1ヶ月はホームステイから始めるべき
私のオーストラリア留学の経験上、メルボルンでは最初の1ヶ月から2ヶ月はホームステイから始めるべきです。
特に、今回の留学が初めてであれば尚更です。
理由は以下のとおりです。
- 留学が初めてで不安だらけ
- メルボルンの土地勘がまるでない
- 英語が未熟すぎて、尋ねることも、聞き取ることもできない
実際に、私も最初の留学がメルボルンでしたが、まずはホームステイから入りました。
留学先のメルボルンに慣れるまでは、ホームステイによりホストファミリーのサポートを受けた方が良いです。
その後、現地生活に慣れてきたところで、自分のしたい生活ができる環境(シェアハウス)に引っ越すのがベストだと思います。
シェアハウスは部屋タイプが色々ある
メルボルンのシェアハウスの物件は本当にたくさんあります。
まずは、”一軒家”をシェアするか、”マンション・アパート”をシェアするか決める必要があります。
シェアタイプ | 補足説明 |
一軒家をシェア | メルボルンの郊外に物件が多い |
マンション・アパート をシェア | メルボルンの中心地に物件が多い |
次に、「どういう部屋の内容が良いか」により、どのシェアハウスにするか決めます。
部屋パターン | 補足説明 |
一人部屋 | キッチンやトイレなどの共有部分はシェアで、部屋は自分専用の完全プライベートになります。 Own Room(オウンルーム)やPrivate Room(プライベートルーム)のように表現されます。 |
二人以上部屋 | 1つの部屋を複数人(二人~四人程度)でシェアするタイプです。 6畳くらいの部屋にシングルベッド2つ、もしくはシングルベッド1つ+2段ベッド1つのような作りになっています。 二人部屋であれば机も設置されていることがありますが、三人以上はベッドとクローゼットのみが基本です。 寝るだけの部屋という感じです。 プライベートはありません。 |
カップルルーム | 文字通り、カップル専用に部屋を貸しているところもあります。 物件数は少なそうにも思えますが、想像よりはるかに多いです。 |
リビングシェア | リビングの一角をカーテンで仕切って、その中にベッドや机を設置して部屋のようにすることです。 物件数は少ないですが、家賃は安いです。 |
メルボルンのシェアハウスの中で一番多い部屋タイプは、
- 中心地のマンション・アパート
- 二人以上部屋タイプ
の物件です。
性別で分けているシェアハウスもある
個人的には男女共同がおすすめですが、”男性のみ”、”女性のみ”というシェアハウスもメルボルンには多数あります。
なぜ、「男女共同がおすすめ」かとういうと理由は以下のとおりです。
異性がいると、「部屋や共有スペースを少しでもキレイに使おう」という意識が芽生え、シェアハウスに清潔感が保たれるからです。
シェアハウスで必ず確認すべき点
シェアハウスの家賃に、”水道光熱費”、”インターネット代”が含まれているかどうかの確認は必ずして下さい。
前述のとおり、メルボルンのシェアハウスの契約は簡素でラクな一面もありますが、裏を返せば”テキトー”という面もあります。
実際に、私がメルボルンのシェアハウスで大家さんと以下のトラブルが発生しました。
私の主張:インターネット代が家賃に含まれていると、入居時に聞いた 大家の主張:インターネットは家賃とは別だと、入居時に説明した |
ちなみに、インターネット代は月額約3,000円です。
メルボルンのシェアハウスの多くは家賃に水道光熱費、インターネット代も含まれていることが一般的です。
しかし、中には別途請求となっているシェアハウスもあるので確認はお忘れなく。
シェアハウス以外の住居スタイルも知っておく
メルボルンの住居スタイルは、シェアハウスの他にもたくさんありますので知っておいて損はありません。
なぜなら、メルボルンでの長い留学生活を楽しむためにも、住居スタイルをたまに変えることは新鮮でとても良いからです。
住居スタイル | 家賃目安 | 詳細 |
学校の寮 | 月7万円 | 語学学校や大学が運営している学生寮です。 家賃には、水道光熱費、インターネット代が含まれているのが通常です。 |
一人暮らし | 月10万円~ | 日本で一人暮らしをするのと同じイメージです。 メルボルン現地の不動産屋に行って、物件を個人で契約します。 左記家賃以外に、水道光熱費、インターネット代は別途発生します。
家賃・水道光熱費・インターネット代を合計すると、最低で月額15万円はかかります。 |
ホームステイ | 月10万円~ | 家賃には、水道光熱費、インターネット代、食事(1日2食)が含まれているのが通常です。 |
住居スタイル | メリット | デメリット |
ホームステイ | ・海外生活に慣れるのに最適 ・ネイティブの英語環境 | ・中心地から遠いことが多い ・門限などのハウスルールが面倒な場合がある |
シェアハウス | ・自分の好きなエリアに住める ・複数人部屋を選べば安い | ・一人部屋は高い ・シェアメイトと生活リズムが同じで窮屈 |
学校の寮 | ・学校に通いやすい | ・家賃が地味に高い |
一人暮らし | ・個人の空間なので、ストレスなく生活ができる ・自分の好きなエリアに住める | ・家賃が高い ・家具や家電の用意が必要なので、初期費用と手間がかかる |
まとめ
いかがでしたか?今回の記事では以下について紹介しました。
●メルボルンではシェアハウスが人気の理由:シェアハウスが人気の理由は、何と言っても費用が圧倒的に安いことです。それに物件数も多いため、自分にあったシェアハウスを選びやすいです。
●メルボルンのシェアハウスの注意点:留学初心者の場合は、最初はシェアハウスからではなく、ホームステイから入るべきです。また、シェアハウス以外の住居スタイルについても少しは知っておくと良いです。