スポンサーリンク

留学で寮の利用はオススメできません!英語力の効果が半減

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

ダメですねー
留学において「寮にて生活を送る」という人は少なくはありません。

またそのパターンも1つではなく、「外国人だらけの寮」もあれば、「日本人だらけの寮」もあります。

今回は「留学にて日本人だらけの寮で生活した場合のデメリット」について、留学経験者の方にお話していただきます。

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク

留学で寮がNGの理由

日本人だらけの寮生活の最大のデメリット

・なんでもルームメイトに頼ってしまい、英語力が身につかない
私が日本人だらけの寮を選択して最も後悔したことは「英語力が身につかなかったこと」です。誰でも想像が着くかもしれませんが、

せっかく留学をしたのに日本人だらけの生活環境では意味がない

のは当然です。
しかし、当時の私は「留学へ」と息巻いていたものの、英会話能力はゼロに近かったため不安しかありませんでした。

ホームステイの方が、、、
と少しは思いましたが、自信の無さから「日本人だらけの寮生活」を選択したわけです。

結果は皆さんの予想通り、
わからないことがあるとすぐにルームメイトを頼る癖が着いてしまいました。
語学学校の先生に質問することも少なく
外出時も日本人のルームメイトと一緒に出かけるため、出先での店員との会話も少なめ
こんなことで英会話力が上がるわけがありません。

まるで英会話ができない状態とは言え留学をすることを決意したわけだから、そういう意味では腹を括り、日本人(日本語)を頼らない覚悟を持って留学に臨むべきでした。

やはり、寮生活はホームステイと比べれば「英語の習得」という点でははるかに劣ります。寮内は基本的には日本語で会話をしているためほぼ日本にいる状況と変わりません。
しかし、ホームステイを行なっていたとしても、ステイ先の家族と友好的な関係を築けなけれ結局は同じこと。人との関わり度合いで会話のスキルは向上するからです。

とは言え、寮内ですべて日本語で生活していたかと言うとそうでもありません。
寮棟の外に係員の常駐している24時間コインランドリーがありました。もちろん係員は現地人で日本語は通じません。暇になるとそこへ行き、係員に英語を教わる時間もありました。

 

ルームメイトは心強いけど緊張感が抜けない

たくさんの先輩(年齢が上という先輩)とのルームシェアだったため、頼りにできる半面、失礼のないようにと緊張していました。また、寮全体で見ても私より年上の人が多く、先輩の友達の可能性があるので結局は全員に気を使うことになりました。

ルームメイトの先輩から「あなた部屋の下に住んでいる子から、夜床の軋む音がうるさいって言われたよ」と伝えられた時は「は!?」と頭に来ましたが、素直に謝ることしかできませんでした。もともと床が軋む部屋だったので仕方がないということも伝えましたが、全員が知り合いの状態は文句まで伝わってくるものなのだと恐ろしく思いました。

気にする私にも原因はありますが、先輩たちのおかげで日本にいた時より窮屈な生活をしていました。

 

宿題を自分で解決しない

語学研修では参加者の英語レベルに合わせて5つにクラス分けがされていました。
ルームメイト中、私を含めた3/7人は最低レベルのクラスでしたが、4/7人は上位クラスの所属でした。

ほぼ毎日というほど宿題が出されるのですが、あろうとことか私は宿題として出されたworkbookで
解けない問題→上位クラスのルームメイトに教えてもらう
なんとか解けそうな問題→個人やる又は同クラスのメンバーと考える
ことをしていました。

本来であれば、わからないことがあれ英会話にて先生に聞くべきところを、すべて日本語でルームメイトに聞いていたのです。
この時に再認識したのは「私は甘い環境になればなるほど、どっぷりその甘さに浸かってしまう」ということ。

やはり、そうしないよう心掛けていても環境的に「そうできる環境」であればしてしまうのは私だけでしょうか。

 

寮生活のメリット

以上、寮生活のデメリットばかりを伝えましたが、もちろんメリットもあります。

困ったことがあった時はすぐに相談できる相手がいたのは精神的に大きな支えになりました。お陰でホームシックになることもありませんでした。

また、一番良かったことは、ごはんの心配がいらなかったことです。
私はごはんを作ることが苦手なので、ルームメイトが人数分の料理をしてくれたことでとても助かりました。

味付けも日本人の舌に合う味になっているので、外食に疲れていても家に帰れば落ち着く味が待っています。食は生活に大きく関わるため意外と助かりました。
私では絶対に作れなさそうな料理がいっぱい食べれたので本当に良かったです。もちろん、料理が苦手なメンバーは食後の片付けを率先して行うようにしていました。

 

まとめ

たくさん英語を話したい人には寮生活はオススメできません。窓の外から聞こえる言語ですら日本語という状況でした。当然、日常会話も日本語。

そのため、英語学習をする機会は語学学校にいる時か外出中だけでした。テレビもなく、wi-fiも寮にはないため、無理矢理英語を聞くことも難しいです。

英会話が目的の場合には、寮生活以外の生活スタイルを選ぶべきです。

 

それでもなお、かつての私のようにいきなり英語でしか話せない環境に飛び込むことが不安で堪らないのであれば、
「日本人だらけの寮生活」を選ぶのではなく、
「それでも勇気を振り絞って、ホームステイなどをする」か「そもそもそんな不安な状況で留学に行かない」
ことを選択すべきです。

ただし、留学の寮生活は「安い」というメリットもあるので、「寮生活」自体はおすすめであり「外国人だらけの寮」であればなおのことおすすめではあります。

 

いかがでしたか?
留学先に日本人がいると安心します。しかし、日本人を頼ったり、つるんだりして、日本語ばかりを使ってしまい本末転倒になりやすいわけです。これでは何しに行ったのかわかりませんね。

今回の記事で、留学をする際は、勇気を持って英語環境に飛び込まなければ英語は習得できないということがわかりました。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
海外留学の住居
リバーをフォローする
~デチリバ~ 子供に英語をプレゼントする親のミチシルベ