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子供が1人で留学をする場合、大学生ならまだしも中学生や高校生の単身留学ともなれば、お金のことに不安を持つ親も多いのではないでしょうか?
留学先の海外では、現金ではなく、クレジットカード決済が主流であり、事実としてクレジットカードの方が現金より何かと便利です。
しかし、親としては、中学生や高校生の子供にクレジットカードを持たせるのは何となく不安。
子供が使いすぎて高額請求が・・・
この子供の使いすぎ防止をするために、
最近では留学の際にクレジットカード以外のカードを子供に持たせる親が増えています。
ご存じない方も多いかもしれませんが、海外にて支払の決済方法として使用できるカードには、
- クレジットカード
- デビットカード
- プリペイドカード
があります。
なので、子供が留学するときは、親が持っているクレジットカードから家族カードを作る、デビットカードを持つ、海外プリペイドカードを持つの3択になります。
それでは詳しく見ていきましょう。
留学にクレジットカードは時代遅れ
デビットカードって知ってる?
>画像>デビットカード
クレジットカードとほぼ同様のカードとして、「デビットカード」があります。
●年齢制限
デビットカードは中学生を除く15歳以上から利用することができます。
なので高校生から使用okです。
●クレジットカードとの違い
クレジットカードは完全後払いですが、デビットカードはお金を使った時に指定の銀行口座から同時にお金が引き落とされ即時決済となります。
なので、デビットカードはクレジットカードよりも使いすぎる心配もなく、与信審査なしでカードを持つことができるのがメリットです。
また、デビットカードにも、クレジットカードのような
- 海外ATMから現地通貨が引き出せる
- 海外旅行保険が付帯する
という機能付きのものも多くあります。
海外プリペイドカードって知ってる?
>画像
最近は、クレジットカードとデビットカードの他にも「海外プリペイドカード」という便利なカードがあります。
●年齢制限
年齢制限なし。
年齢制限がないので、中学生でも高校生でも留学先で持つことができます。もちろん小学生でも。
●クレジットカードとの違い
プリペイドカードは、あらかじめお金をチャージしなければ使用できません。親がチャージした分だけを使うことができるので安心です。
もちろん、クレジットカードやデビットカードと同様に海外のATMから現地通貨を引き出したり、Visa・Master 加盟店で買い物することができます。
クレジットカードの審査に通らなかった人や、18歳以下の小学生、中学生、高校生の子供も持つことができる柔軟さが良いところです。
万が一、海外プリペイドカードの盗難・紛失にあった場合は、銀行口座にある全額が保証されるので留学先でも安心です。
また、海外プリペイドカードは保護者の方も利用履歴をオンライン上でチェックすることができるので、
はい?ナニコレ?
と思った支払いに対してメスを入れることができます。
高校生は自分名義でクレジットカードを作れるか?
クレジットカードは原則、高校生を除く18歳以上の人だけが作ることができます。
残念ながら、高校生は自分名義のクレジットカードを作ることはできませんが、他に方法があります。
高校生でも留学先にクレジットカードを持って行きたいなら「家族カード」を作ることをおすすめします。
海外留学やホームステイなどで利用したい場合、親が持っているクレジットカードから家族カードを作ることができます。
家族カードの対象は15歳から18歳の高校生となっており、中学生は申し込み不可なので注意しましょう。
家族カードに与信審査はなく、親のクレジットカードに付いている保険サービスも受けられるのが嬉しいポイント。
家族カードは現地のATMから現地通貨をキャッシングすることも可能です。
親は家族カードの利用明細書も見ることができるので、使いみちも把握できるので安心ですね。
日本は財布に現金を持ち歩いて買い物をしますが、英語圏のアメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、イギリスではクレジットカード決済が主流となります。
飲み物やファーストフード、スターバックスでコーヒーを買うときの少額でもクレジットカードを使うことが多いです。
現金はなくしてしまったら終わりですが、クレジットカードはなくした場合に、すぐカード会社に電話をして止めてもらうことができます。
現金はわざわざ両替しなければなりませんが、クレジットカード決済の場合は自動的に通貨換算されるのも便利なポイント。
クレジットカードの方が防犯上でも安全なので、留学先でもクレジットカードを数枚持っていくことをおすすめします。