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「可愛い子には旅をさせよ」
というコトワザがあるように、大切な我が子の逞しい成長を願うのであれば最適な方法があります。
小学生のうちに、海外にて、単身で、ホームステイをさせる。
我が子の成長を願うとは言え、子供を危険な場所に行かせるわけにもいかないので、留学先としてはメジャーな国を選びたいわけです。
やはり、海外留学でメジャーな国といえば、
- カナダ
- オーストラリア
- ニュージーランド
- イギリス
などが挙げられます。
今回は、「小学生の海外留学で最もメジャーなカナダについて」紹介させていただきます。
小学生の留学!カナダの攻略方法
Q.カナダに単身留学できるか?
結論から言えば、小学生の子供を単身でカナダへ留学させることはできません。
小学生はマイナー(17歳まで)となるため、親なしでカナダ留学することはできないのです。
また、親子留学であっても、お子様が小学生の場合は同伴する親との同居が必要になります。
つまり、17歳未満の未成年の子供はカナダへ単独留学させることはできません。
カナダでは、小学校(Elementary School)に入学する年齢は6歳(Grade1)からです。
カナダの小学校へ留学するには、最低6歳以上である必要があり、学生ビザを取得して親の同行が必要となります。
17歳未満の未成年の子供は未成年の子供がカナダに滞在中、適切なケアを受けられるための証明が必要となるのです。
そのため、小学校をカナダ留学させたい場合は、親の同行が必要となります。
Q.いくつになれば1人で行けるか?
カナダ・ブリティッシュコロンビア州の場合、19歳未満の未成年の子供を単独でカナダ留学させる際には、後見人(guardian)が必要となります。
19歳になったら、カナダ・ブリティッシュコロンビア州へ子供単独で留学させることはできます。
しかし、事前に未成年者の保護責任者を用意して、宣誓書類が必要です。
カナダにいる後見人と日本の親が公証人役場にて宣誓をして、渡航時に両方の書類を提出しなければなりません。
カナダに知り合いがいなくて後見人が見つけられない場合は、留学ビザ専門のコンサルタントに相談すると代行サービスをしてくれます。
Q.子供がカナダへ留学するための方法は?
以上までを読んでおわかりかと思いますが、子供が20歳を超えずにカナダへ単身留学することはほぼ不可能です。
カナダにこだわるのであれば、「親子留学」という方法しかありません。
Q.親子留学する場合のおすすめの都市は?
カナダ留学でおすすめの都市はバンクーバーまたはビクトリアです。
バンクーバーとビクトリアは自然と街のバランスが良く生活がしやすいので、カナダ留学に最適です。
小学校のお子様と留学するために、近くに病院やクリニックも多く、都市部へ行くと日本タウンもあります。
カナダ留学をしている親子も多くいるので、情報収集したり、何かあったときに日本語で相談できるのも心強いですね。
バンクーバーとビクトリアは、夏は25℃~30℃と過ごしやすく雪もほとんど積もりません。
バンクーバーは気候的にも過ごしやすいので親子留学に最適です。
Q.親子留学で必要な手続きは?
カナダへ親子留学する場合は、同伴する親のビザは2種類あります。
●親が学校に6ヶ月以上通う場合
お子様とは別に学生ビザの取得が必要になります。
●親が学校に6ヶ月以上通わない場合
お子様の同伴ビザがあれば、6ヶ月未満に限り、学校へ通うことができます。
ただし、気をつけたいのはあくまでも学生ビザになりますので、どちらの場合も仕事をすることはできません。
親子留学の場合、カナダでも親が保護者となるため後見人は必要ありませんが、長期滞在の場合は、ビザ申請が通らない可能性も考えられます。
安心・安全に親子留学をするには、留学ビザの専門家に相談して、できるだけ後見人の手続きをすることをお勧めします。
カナダの現地に知り合いがいる場合は、後見人になってもらったり、いない場合は留学エージェントに代行手続きをしてもらう形になります。
Q.カナダの親子留学の費用はいくら?
カナダで義務教育や公立校へ留学させる場合、外国籍である日本国籍者は授業料が必要です。
カナダの場合、年間の学費が日本円で150万円以上かかり、さらに生活費もかさむのでよく検討しましょう。
カナダで親子留学した場合、一年間の生活費は350万円程度かかりますので、予算内の留学ができるかどうかも考える必要があります。
いかがでしたか?
まず、「カナダは小学生が単身で留学できない」ということがおわかりいただけたはずです。
カナダという国にこだわるのであれば、親子留学という方法を選択するしかありませんね。