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中学生のお子様を留学させたい!
でも、、、お金がない。
と、お悩みですか?
そんな時に便利なのが海外留学のための奨学金制度です。
もし、中学生を対象に「海外留学の奨学金制度」があるなら詳しく聞きたい!
という人は多いと思います。
そこで今回は、中学生の留学に使える奨学金について解説していきます。
中学生の留学に奨学金の制度はナシ!
中学生の奨学金は期待するだけムダ!
海外留学のための奨学金制度はいくつかありますが、ほとんどが大学生向けまたは社会人向けの制度です。
そのため、中学生が利用できる海外留学の奨学金制度はありません。
日本では中学生は義務教育の一環であるため、基本的には日本で中学校を終了することが定められています。
中学校の夏休みや冬休みなど、長期休暇を利用して短期的に1週間〜2週間、1ヶ月程度の海外留学をすることは可能です。
しかし、
日本の中学校を休学して海外留学する
を実現するには、「実費で海外留学」という選択肢の他ありません。
中学生を単身留学させると…とても高額!
中学生が海外留学するのに最も多いケースは、夏休み冬休みなど長期休暇を利用した語学留学やサマースクールが挙げられます。
親が海外赴任や海外移転をするのがきっかけで、中学生の子供が地元の中学生に通うというケースもあります。
中学生の子供が単身で長期の海外留学を実現するには、年間約500万円近い学費と生活費、現地で保証人となる後見人を見つける必要があります。
また、入学手続きや学生ビザを取得するために留学エージェントを使うなど、費用がかなりかかってきます。
中学生が単身留学する場合は、トータル年間1000万円以上はかかると見てよいでしょう。
その他にもデメリットがあり、中学生が単身で長期海外留学した場合、思春期の人格形成に影響を及ぼします。
日本人らしさや漢字の読み書きといった基本的な学習もかけてしまうため、それを補う必要も出てきます。
そういったデメリットも踏まえて、中学生の単身留学を決定しなければなりません。
中学生の単身留学はあまり現実的ではないため、夏休みを使った短期留学、語学留学、サマーキャンプを利用される方が多いです。
そういった中学時代の短期の留学を経てから、海外に興味を持ち、高校生や大学生になってからも、また留学するというケースも多く見られます。
教育ローンという選択肢もある
以上を読んで、それでもまだ諦めきれない!
という人は、「自己資金で行く」もしくは、「お金を借りる」という選択肢しかありません。
もし、お金を借りる場合は、まずは親、兄弟などの親戚筋をあたるしかありません。
それでも資金が用意できない場合は、「金融機関(銀行)」から借りるという方法になります。
本気の方は、一度「中学生 留学 教育ローン」でインターネット検索をしてみて下さい。
意外と皆さんの身近な銀行名が出てきたりします。
今現在であれば、借入金利も高い利率ではないので(むしろ低い利率)、「どうしても!」という人にはアリです。
手にしたお金によって気持ちが変わる
中学生の子供を長期で留学させる場合に
・自己資金(余裕資金)で行く
・もらったお金で行く
・借りたお金で行く
それぞれにより、少々気持ちが違うと思います。
自己資金もしくはもらったお金で行く場合
と
借りたお金で行く場合
を比べると、
借りたお金の場合の方が、より「効果(メリット・デメリット)」について検討するはずです。
- 中学生で長期留学は正しいのか?
- 効果はあるのか?
- 借金してまでやることなのか?
- 夏休みなどの長期連休中に短期留学させる程度で良くないか?
など。
他人からお金を借りてやる方が、物事を慎重に考えられるということもあります。
いかがでしたか?
「中学生の留学の奨学金はない」ということを理解したうえで、どうするべきかわかったと思います。
どうしても!という場合は、教育ローンを利用することになりますが、本当に留学させるべきか再度検討すべきです。